本日は運指の話を。。
『なるべく指をサックスから離れないように動かして』なんて言われたことは無いでしょうか?
これって言ってる事は正しいと思うんですけどアドバイスとしてはあんまり良くないかなと思ってます。
基本的に運指、サックスの音程をコントロールする術とはサックスのキーを『押す(押さえる)』事とサックスのキーを『はなす』アクションから成立しています。
上で言っているアドバイスの通りに行うとサックスのキーをはなした後に指をキーにくっつけようとするか、力を加減してキーに指をつけたままはなそうとするという複雑なアクションをする事になります。
テンポの遅い曲なら出来そうですが、 速い曲では難しいと思います。
そこで!今日のアイデア!
私の場合は『押す』、『押さない』のアイデアで吹いています。
『はなす』ではなくて『押さない』とい発想です。
実験してみましょう!何でも良いので、何かのボタンを『押して』みてください。そしたらすぐにボタンから指や『はなして』ください。
それと比較するようにボタンを『押して』からすぐにボタンを『押さない』と言う行為を実践してみてください。
『押さない』と『はなす』の違いが明確になったんじゃないかな?と思います。
『押さない』と考えるだけでボタンに指をつけたまま『はなす』ことが出来たんじゃないかな?と思います。
是非お試しあれ!