大岩祥知のブログ

サックス講師のブログ。音楽に対する研究や考察、疑問などについて綴ってます。雑記も。レッスン、講演、演奏の依頼等はasobikotoba88@gmail.comまでご連絡ください。

ストラップについて③~音色に影響を与える~

※先に②を読んでもらえると分かりやすい内容になってます。

[http://www..com/ストラップについて②~知って得する情報~ - 大岩祥知のブログ:title]

前回はストラップの長さを変えると音色が変わると言う話をしました。

今回はその理由についてお話しようと思います。

マウスピースを咥えたままストラップを長くすると上の歯を支点として顎を引くことになります。その関係でリードに触れる下唇の位置が変わり、リードが振動する長さ(リードの先端から下唇までの距離)が短くなります。その結果音色がダークに。

逆にストラップを短くするとリードが振動する長さが今度は長くなります。

そうすると音がブライトになります。

 

まとめ

今回はストラップの長さを調節することでリードが振動する長さをコントロール出来る。というお話でした。ストラップを短くするとダークに、長くするとブライトな音色になります。

勘の良い方はお気付きかと思いますが、実際にはストラップの長さではなく振動するリードの長さが音色に関係しています。そこがコントロール出来ればストラップの長さは長めでも短めでもどちらでも良いかなと思います。

つまり自分にとってサックスが持ちやすいストラップの長さが一番良いと思います。

 

ちなみに僕は少し短めにして吹いてます。

 

いかがでしたでしょうか?

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それではまた次回の更新で!