今日は今年の8月にこの世を去った同僚(音楽講師)のお別れ会に出席し、演奏してきました。
会の特性上、人を楽しませる類いの物ではなく決して拍手を受け祝福されるような演奏では無いのですが、自分の想いを吐露した演奏が出来たと思います。
年を重ねるにつれ、この世を去る知人が出てくるようになりましたが
その度に”亡くなられた方のこれまでの人生”と“人の一生”、また”自分の未来”について考えさせられてきました。
ただ、やはり忙しい毎日に追われその想いもだんだんと霞んで行き、またそれを感じる度に切なくやるせない思いにさせられるのです。
しかし、その思いもまた日に日に霞んでいくワケで‥
『人は忘れる事で前に進む』なんてあまりにもポジティブ過ぎる考え方は私の性に合っておらず、ミスチルを聴いて育った世代からするとやはり『人は悲しいくらい忘れてゆく生き物』なのです。嬉しい事も悲しい事も忘れちゃう。それが悲しいし、不誠実なのでは?とも思ってしまう。
(※8/26に書いたブログと同じような事をまた書いてますね‥)
ただ前回のブログと違うことは演奏した事で一つ、明確な区切りが自分の中で出来たと思います。
そうすると不思議なものでずっとモヤモヤしていた物がまた少し、少しだけ晴れた気がしました。