大岩祥知のブログ

サックス講師のブログ。音楽に対する研究や考察、疑問などについて綴ってます。雑記も。レッスン、講演、演奏の依頼等はasobikotoba88@gmail.comまでご連絡ください。

音色について考えてみる

演奏する以上は

やっぱり良い音色、綺麗な音色を奏でたいと思うのですが、果たして音色に良し悪し、美醜があるのか?という事を最近考えてしまいます。


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というのも

先日レッスンをしている最中、一瞬ですが初心者の出す音にひどく感動覚えてしまったのです。

何というか純粋に『いい!』と思えたのです。

もちろん何かと比較した訳でも無いし、ただソ音のロングトーンをしただけなのですが何故だか妙に納得してしまい『下手すると自分の音より良い音色かも知れない』と少々不安になったりしました。

 

まぁ、でもそれでいいのかな?とも思います。

 

みんなそれぞれに音色が違って、シチュエーションに合った音色が一番良いのだろうし、別の音色でもまた違った可能性が出て来る。

 

日本語で音色とは上手く言ったもので、音の色であると言ってます。

美術の先生じゃないのでわからないですが色単体に良し悪し、美醜で区別するなんて出来ないのではないのか?(というか出来るのか?合う合わないはあると思うけど)とも思います。色に詳しい方があれば聞いてみたい。

 

 

 

と何だか分かったような事を言ってますが

 

 

 

こういう追求にブレーキをかけてしまうような結論って実は嫌いで、もっと悩んでもっと追求してから改めて答えを出したい!!

 

 

結局音色は『みんな違ってみんな良い』なのか?

自分が求めている音色とは何なのか?(上手く言えないけど、シュッとしたスマートな音、Michael Blake みたいな音が出したい。)

良いとされる音色は何故良いのか、何が良いのか?

 

うーん。。。

 

まとまりそうでしたが、結局今日は悩みの風呂敷を広げただけで終わります。。。

 

うーん。。。

答えを持っている方がいれば、是非ともご教示願いたいです。

 

ただ、今回このように自分の悩みを書いた事でこの件については少し閃きがありました。

 

 

それは

『美意識』

また近いうちに美意識について考えてみます!

 

また次回の更新で!