大岩祥知のブログ

サックス講師のブログ。音楽に対する研究や考察、疑問などについて綴ってます。雑記も。レッスン、講演、演奏の依頼等はasobikotoba88@gmail.comまでご連絡ください。

アンブシュアについて①

アンブシュアについてはかなり多くのサックス吹きが悩み続けているんじゃないかと思ってます。

今回から何度かに渡ってアンブシュアに関しての現在の自分の見解やアドバイスを書いていきます。(これから先にまた見方が変わるかもしれないけれど)『この人はこんな事考えてるんだな』ぐらいに捉えてください。

悩んでいる方の参考になれば幸いです。

 

それではどうぞ

 

 

まずはサックスはどの様にして音が鳴るのかを考えてみましょう。サックスはリードが振動して音が鳴ります。

 

ではリードはどの様にして振動するのか?

 

マウスピースとリードの間を空気が通ると管内の圧力が大きくなったり小さくなったりしてリードが引っ張られて、離れて、引っ張られて…の繰り返しから振動が生まれます。

 

このようにして音が鳴るのですが、その際にアンブシュアがキツい(噛みすぎる)とせっかくの振動を抑えることになります。

振動を抑える力が働くので、より振動させる為に更に吹き込むことになります。そうすると更にアンブシュアがキツくなっていき…(ここから先は繰り返し)

 

なので、リードが振動出来る一番緩いアンブシュアが正解なのかなと思ってます。

僕自身は緩いアンブシュアをベースにして音色や表現によってアンブシュアを変えています。

 

『でも緩めると音が鳴らないんですけど!?』

 

という方へ練習方法のアドバイス

 

を次回更新で語ります。

 

それではまた次回更新で!