こんにちは!
気がつけば2021年も残り1週間!久しぶりの更新になります!
突然ですが皆さん好きな曲ってありますか!?
僕は雑食なので色んなジャンルを聴くのですが、所謂ブラックミュージックを特に好んで聴きます。
その中でもマービン・ゲイのアルバム『What's going on』の『Mercy Mercy Me (The Ecology)』が大好き!
Marvin Gaye - Mercy Mercy Me (The Ecology) [playlist-friendly] - YouTube
今日はこの曲について思うところがあるので綴ってみたいと思います。
この曲は今から40年前の1971年発売のアルバム『what's going on?』に収録されている曲で、環境問題について歌ってます。
歌詞のついての解説等は他の方々が書いてるので『Mercy Mercy Me 歌詞』で検索してみてください。
今日、僕が伝えたいのは楽曲について!
何度も繰り返しこの曲を聴いていると普通の曲では見られない事、不思議に感じる事がいくつか出てきます。
①歌い出しが1番綺麗
この曲は8小節のメロディを計5回、歌ってます。
普通は歌い出しとかよりも真ん中くらいに山場がきて、そのメロディにコーラスを入れてハーモニーを形成するのですが、この曲はメロディに対してハーモニーが作られているのは実は歌い出しだけ。最初だけ。不思議
②終わり方が不気味
①でも言及していた様に歌い出しが凄く綺麗なのに対して曲の終わりは不気味なサウンドで終わります。不思議
③サックスソロが終わった後に歌に戻らない
普通の曲の構成であればサックスソロの後にまた歌が入ってエンディングに向かうのですが、そのままエンディングを迎えます。歌に戻らない。
④歌が聴き取りづらくなってくる
3コーラス辺りから心なしか歌が聴き取りづらくなってくる。何か弱めに歌っているような気がする。不思議
⑤歌詞が無くなる
サックスソロ前の最後のコーラス(5コーラス目)ではストリングスが入って来て楽曲に広がりがでてきます。そのタイミングで歌がハミングになるのですが、これだけメッセージ性の強いテーマなので伝えたい事はいっぱいあるだろうに。。私はこのハミング箇所に意味があるのでは?と勘繰ってしまいます😅
以上①〜⑤より
本当に!完全に想像ですが、楽曲を通して環境汚染が進んでいく様を表現しているのかな?と思います。
凄く綺麗だったものがそうで無くなって、不気味に終わっていく様が曲を通して伝わってきます。
聴き終わった後には何とも言えない不思議な気持ちにさせられます。
こんな曲を書けるなんて本当に凄いなー。と感心しました!
マービン・ゲイはやはり素晴らしい!
それではまた次回の更新で!