表現力について①の続き(というか補足)
表現力は必死でやることでにじみ出てくるみたいな終わり方でしたが、改めて読み返して見ると少し不親切な感じがしたので補足を。
例え話で引き合いに出した『怒りを表現する時』のようにあの手この手で出来る限りを尽くして表現すれば良いと思っている。
と言う意味で必死で演奏するという事が言いたかったのですが、では具体的にはどうするのか?
基本的に音楽は
①音色
②リズム
③速度
④旋律
⑤強弱
⑥拍の流れ
⑦フレーズ
⑧音の重なり
⑨音階や調
⑩和声の響き
(※文部科学省HP「音楽を特徴付けている要素」より)
と様々な要素から出来ています。
この中で演奏者がコントロール出来る要素はどれだけあるでしょうか?
ジャンルによってコントロール出来る分野と出来ない分野が出てくるものの大雑把に言うと①音色⑤強弱⑦フレーズかな?と思います。
特に⑤強弱は一番コントロールの余地がある要素だと思っているので、表現力が欲しい!と思っている方はまずはじめに意識すると良いと思います。『この曲のmfはこれくらいの大きさで良いのかな?』なんて考えて見ると良いのではないでしょうか?
次回はその強弱について
自分の考えている事を書こうかなと思います。
それではまた次回の更新で!