大岩祥知のブログ

サックス講師のブログ。音楽に対する研究や考察、疑問などについて綴ってます。雑記も。レッスン、講演、演奏の依頼等はasobikotoba88@gmail.comまでご連絡ください。

スケールの覚え方

以前のブログでオルタードスケールの覚え方について書きました。


オルタードスケールの話 - 大岩祥知のブログ

今日はダイアトニックコード(メジャースケール)のアベイラブルノートスケールについて書きます。

これは『このコードの時にはこのスケールを使えるよ』といった類いのものですが、詳しい話は割愛させてください。(ネットで検索すれば多分たくさん情報は出てくるので知りたい方は調べてみてください。)

 

さてダイアトニックコードのアベイラブルノートスケールは

 

イオニア

ドリアン

フリジアン

リディアン

ミクソリディアン

エオリアン

ロクリアン

 

以上7つのスケールがありますが

同じ音から始まるスケールを以下の順番に並び替えてイオニアン(メジャースケール)との違いを書き出すと‥

([ ]の中はイオニアンとの違いを書き表してます。)

 

1.Cリディアン[♯11]

2.Cイオニア

3.Cミクソリディアン[♭7]

4.Cドリアン[♭7,♭3]

5.Cエオリアン[♭7,♭3,♭13]

6.Cフリジアン[♭7,♭3,♭13,♭9]

7.Cロクリアン[♭7,♭3,♭13,♭9,♭5]

+オマケ

8.Cオルタードスケール(Cスーパーロクリアン)[♭7,♭3,♭13,♭9,♭5,♭11]

 

♭が一つずつ増えてるのがわかりますか?

♭が一つずつ増えてるということは

つまり

上記の並びはサイクルオブ5thの順番になっており

1のリディアンはGメジャー

2のイオニアンはCメジャー

3のミクソリディアンはFメジャー

4のドリアンはBbメジャー

5のエオリアンはEbメジャー

6のフリジアンはAbメジャー

7のロクリアンはDbメジャー

 

こういう見方等、色んな見方が出来ると、理解も深まるかと思います!

頭の体操にもなるしね。

 

それではまた次回の更新で!